こんにちは。からばこといいます。10年以上ドラムを続けてきました。
10年以上続けてきた僕でも、初心者の頃に『やる気』を維持できなかった時期がありました。やる気が維持できないと練習も続きませんし、挫折してしまいます。
せっかく趣味への一歩を踏み出したのに、早速挫折してしまうのはもったいないです。
過去の自分は、始めたばかりの頃に
「ドラムを始めて時間が経つけれど、なかなか『やる気』を維持できない。なんだか続かない。面白くない。」
「やる気を維持できる方法はないかな」
と悩んでいました。
今回は過去に気付けておけばよかった解決策について話していきます。
モチベーションを維持できない原因3つ
過去モチベーションが下がっていた状況を思い返すと、以下3つが原因でした。
- 目標がない、目標が遠すぎる
- 練習機会がない
- やりたいことができていない
それぞれ解決策が変わります。順を追って解説していきます。
ドラムを『やる気』を取り戻す方法3つ
先ほど挙げた『やる気』を下げる3つの原因
- 目標がない、目標が遠すぎる
- 練習機会がない
- やりたいことができていない
それぞれについて解決策をお話しします。
目標設定を変える
目標が無かったり目標が高すぎる場合は、目標設定を変えれば『やる気』は必ず回復します。
特に、なんとなくドラムを始めた方は、最初に目標を設定してみましょう。闇雲に続けていても、何に向かって続けているのかわからなくなります。やる気は当然下がります。目標を一つ立てれば、何を練習すればいいか見えてくるので、モチベーションは維持できます。
目標を設定しているけれど、最初に立てた目標が高すぎる場合は、途中の小さな目標も立てていきましょう。
例えば、今はゆっくりな曲しか叩けない人の目標が「バンドステージ上でアップテンポの曲を演奏してみたい!」の場合は、
- 今の自分が叩けるBPMよりも少し速い曲を1曲叩けるようにする
- 徐々に速いBPMの曲に切り替え、演奏したい曲を叩けるようにする
- BPMが上下してもその曲を余裕で叩けるようにする
- スタジオで他のパートとその曲を演奏できるようにする
- ステージ上でその曲を演奏する
など目標を小さく刻んでいきましょう。小さな目標を立てて、それを順番に出来るようになっていくとやる気が湧きます。
練習時間のルール作りや、発表の予定を立てる
練習機会がない場合、
- 自宅で練習する工夫をしたり、定期的に音楽スタジオにいこう(ルール作り)
- セッションに参加したり、バンドを組もう(発表の予定を立てる)
この2点が『やる気』維持のために必要です。
自宅で練習する工夫や、定期的に音楽スタジオに行く(ルール作り)
練習パッドや電子ドラムを用意して、自宅での練習する機会を作りましょう。また、自分なりのルールを作ってみることも大切です。
ルール作りの一例は以下の通り。
- 自宅でも毎日この時間はドラムスティックに触ってみる
- 毎週土曜日は音楽スタジオに行ってドラムを叩く
- 音楽教室に通う
なんだか続かない、という方はルールを作ることが良いと思います。
自分でルールを作ることが苦手な方は、思い切って音楽教室に通うのも一つの手です。音楽教室ではカリキュラムが組まれているはずなので、手っ取り早くドラムを続けられます。
セッションに参加したり、バンドを組もう(発表の場を作る)
音楽スタジオ等で有志が開催するセッションに参加したり、バンドを組むことで発表の機会を作りましょう。特に発表の予定を先に立てておくと効果的です。
実際には演奏で失敗しても全然OKですが、人は人前で失敗したくない生き物です。どんなに続かない人でも、予定が先に立っていると自分で練習の時間を設けるようになります。
例えば、「1か月後の発表会で1曲演奏する」と予定を立てておくと、ゴールが見えやすいのでおすすめです。
じゃあ、どうやって発表の場を探せばいいの?
という疑問が沸く方のために説明しておきます。
学生の場合は高校や大学のサークルに参加すればよいですが、社会人の場合はそれができません。
社会人サークルや音楽教室が主催している演奏会があります。いきなり社会人サークルはちょっと…と感じる場合は、音楽教室が主催する演奏会が無難かと思います。
発表場所を見つけて予定を立てれば、自然と練習する機会を見つけるようになるので、続かない…ということは無くなります。なので、続かない方はセッションやバンドに参加しましょう。
ドラムを始めた当初を思い出す
やりたいことができていないと感じる場合は、今取り組んでいる内容が、自分の希望に合っているか確認が必要です。
以前に憧れや目標を持って続けていても、実際にやってみたらなんだか違う、ということもあります。
もう一度、元々やりたかったことを整理して、今やっていることとズレがないか確認しましょう。
楽しむことが第一です。せっかくやるなら自分が楽しめる方向に目標を立ててみましょう。
まとめ
今回の話をまとめると、『やる気』を維持するための解決策は以下3つ
- 目標がない、目標が遠すぎる
- 目標設定を変える
- 練習機会がない
- 練習時間のルール作りや、発表の予定を立てる
- やりたいことができていない
- ドラムを始めた当初を思い出す
上記の方法を実践すれば、『やる気』は必ず回復できます。
せっかく始めた趣味を辞めてしまうのはもったいないので、挫折しないためにも上記を確認してみてください。